KEN THE 390と豪華ゲストが日本におけるMCバトルの歴史を語り合う、音楽ナタリーの連載企画「ジャパニーズMCバトル:PAST<FUTURE」の書籍化が決定。12月19日に小学館より刊行される。
日本武道館やさいたまスーパーアリーナといったアリーナ規模で開催され、空前のブームとなっているMCバトル。連載「ジャパニーズMCバトル:PAST<FUTURE」では幅広い世代にラップカルチャーを浸透させたMCバトルの知られざる歴史を、ホスト役のKEN THE 390とゲストたちが振り返っている。聞き手と構成はライターの高木“JET”晋一郎が務めている。
今回刊行が決定した書籍にはKREVA、漢 a.k.a. GAMI、FORK(ICE BAHN)、DOTAMA、MC正社員、T-Pablow(BAD HOP)、Zeebra、サイプレス上野、輪入道、R-指定(Creepy Nuts)、Authority、怨念JAPといった、日本語ラップシーンの重要人物による証言を一挙収録。さらに呂布カルマとの特別対談も追加収録される。
KEN THE 390は書籍化にあたり「各世代のレジェンドや現役の最強MCたちと対話する中で、バトル中にラッパーの頭の中で何が起きているのか、瞬間のひらめきや準備の大切さ、そしてアティテュードの重要性が見えてきました。この文章を通して、MCバトルやHIPHOPをより深く楽しんでいただければ幸いです」とコメントを寄せている。
KEN THE 390 コメント
日本のHIPHOPシーンを盛り上げるきっかけの一つとなったMCバトル。テレビ放送を通じてお茶の間にも届き、認知度が広がっていますが、現在の形になるまでには長い進化の過程がありました。アンダーグラウンドから始まったこのシーンで、プレイヤーや観客はMCバトルのどこに魅力を感じ、どう進化させてきたのでしょうか。
各世代のレジェンドや現役の最強MCたちと対話する中で、バトル中にラッパーの頭の中で何が起きているのか、瞬間のひらめきや準備の大切さ、そしてアティテュードの重要性が見えてきました。この文章を通して、MCバトルやHIPHOPをより深く楽しんでいただければ幸いです。