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最後のWACKオーデ開幕!現役メンバーの挑戦者はたった1人

長崎・壱岐島に到着した「WACK合同オーディション2026」参加者と渡辺淳之介。
22日前2026年03月22日 7:07

本日3月22日に長崎・壱岐島で音楽事務所WACKによる合宿型オーディション「WACK合同オーディション2026」がスタートした。この記事ではオープニングからオリエンテーションの模様をお届けする。

現役参加はわずか1名、“オワコン”を自称する渡辺の思い

13時に始まったニコニコ生放送の画面に映し出されたのは、かつての熱狂とは対照的な、あまりにもシビアな「WACKの現在地」だった。合宿初日、候補生たちの前に立った渡辺淳之介の口から出たのは、自虐を通り越した「敗北宣言」の続きだった。今回のオーディションでは、現役WACKメンバーおよび元WACK(辞めWACK)メンバーを対象としたシード枠が設けられていたが、実際の参加者はナ前ナ以(ASP)のわずか1名。さらに、参加予定だった候補生2名が直前で辞退するという事態にも見舞われた。

渡辺は「これが今のWACKの現実ですね。ここに参加しない現役の選抜メンバーは別として、現役メンバーと辞めWACKから1人しか来ない。追加で来るはずだった子も音信不通。やっぱりもう、WACKはオワコンなんだと思います」とつぶやく。BiSHを東京ドームへと導き、“地下アイドルによるジャイアントキリング”とも言える成功を収めたWACKだったが、渡辺は今の状況を客観的に時代遅れだと断じる。下ネタを交えた挨拶を封印したのも、時代が変わったことを自覚してのことだ。

“地下アイドル”の限界、これからのWACKで必要なことは

昼食後にオリエンテーションが行われた。そこで語られた内容は、昨年12月にWACK第1章の終了を宣言した音楽ナタリーのコラム「渡辺淳之介の敗北宣言」の内容をさらに深掘りし、候補生たちに現実を突きつけるものだった。渡辺は、豆柴の大群以外の既存5グループを解散させる理由について、「今までのやり方が通用しなくなった」と正直な思いを吐露。その背景には、2年間にわたるイギリス・ロンドンでの生活、そこで目の当たりにしたK-POPを始めとした現在における“カルチャーを作る側”との実力差などで、圧倒的な敗北感があったようだ。渡辺はその部分について、「地下アイドルは、バイアスのない世界から見たら、ただ下手なだけ。これは俺のせいでもある。レッスンもやりたきゃやれば、というヌルい環境を作ってしまった。でも世界の人たちはなんの偏見もなく、そのグループを見る。ロンドンの大学院でクラスメイトからはBiSHですら『これでこんなに人を集められるの?』と言われてしまう。それが悔しかった」と振り返った。

渡辺がこれからの候補生に求めるのは、かつての破天荒さではなく、血の滲むような着実な努力。すでに水面下で動いている選抜プロジェクトのメンバー6名には英語、歌、ダンスの課題を毎日課し、脱落者を切り捨てた。このため当初は3倍以上いた選抜メンバーも今では6名になったという。渡辺は「1年や2年で成功すると思っているなら帰ったほうがいい。俺も2年ロンドンにいて、やっと幼稚園児レベルの英語が話せるようになった。ダンスも歌も時間がかかる。これから毎日欠かさず、常に努力をしていかなきゃいけない。英語の課題があることを先に伝えていたけど、一夜漬けでやろうとしている人がいるなら、今のWACKにはいらない。コツコツと着実にやれば、自分に嘘をつけないはず」と候補生たちに説いた。

候補生たちに課された最初の課題「目標を決める」

オリエンテーションの終盤、渡辺は候補生たちに重要な課題を投げかけた。それは「具体的かつ真実味のある目標を立てること」。かつてBiSHが掲げた東京ドームのような大味な言葉ではなく、候補者それぞれが現実的に自分を動かすための本物の目標だ。渡辺は目標の立て方について具体的な指南をしつつ、「今日は君たちの目標を決めましょう。その目標があれば、君たちはきっと毎日がんばれる。そこをみんなで具体化しましょう」と呼びかけた。「自分がなんでこうなりたいのか、湧き上がってくるものを大事にしてほしい」と付け加えつつ、候補生同士で目標を伝え合い、まとまったら渡辺に1人ずつ報告してほしいと伝えた。

またグループでの活動において「仲がいいこと」について持論を語った渡辺。「切磋琢磨する仲間なら、相手のことを思ったうえで、耳に痛い部分も言えるようにならなきゃいけない。仲がいいだけなのは本音を言わないから。切磋琢磨する仲間なら、相手のことを思ったうえで、痛い部分も言えるようにならなきゃいけない」と述べ、「一緒に上がっていかないといけない。自分を更新して、常に自分を疑う。過去の話ばかりする人はそこに囚われているだけ。もっとやらなきゃいけないことがたくさんあるから、過去を振り返っている時間はこれからない。この世界はそれの連続です。今日もそうだけど、ここは後悔を残さないための矯正施設みたいなものだから」と笑った。

「WACK合同オーディション2026」参加者

ナ前ナ以(ASP / 現役)
ベイビーチャン
sayu
SAURi
ウミムラユキ
土ノウサギ
RiNARiNA
ウィンカー・シングル
HANANOANA
ココ・パーリー・ドコ
RYUUSEiKO
レベチ・ンゲール
ヨブ・ヨブ・ヨブ
ゲンジツユア
ムチルダー・シングル
mahoho
リオンシティ
HiMAHiTO
カエロ・オウチ
nyu-ki
タテ・マエ
チャン・PP・マイカ

「【前半】全て見せます!WACKオーディション合宿2026完全密着6泊7日の死闘」の番組情報

ニコニコ生放送 2026年3月22日(日)13:00~
URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv350108688

「【後半】全て見せます!WACKオーディション合宿2026完全密着6泊7日の死闘」の番組情報

ニコニコ生放送 2026年3月25日(水)12:00~
URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv350108689

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