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WACKオーデ2日目の午前で3名脱落、渡辺淳之介「ワクワクさせてくれよ」

「WACK合同オーディション2026」2日目早朝マラソンの様子。
22日前2026年03月23日 8:01

本日3月23日に音楽事務所WACKによる合宿型オーディション「WACK合同オーディション2026」が2日目を迎えた。初日に唯一の現役メンバー・ナ前ナ以(ASP)が課題曲を歌えず、さらに英語テストの結果が振るわなかったため即脱落という波乱の幕開けとなった本オーディション。残された21名の候補生たちは、初日に続いて「具体的かつ真実味のある、自分を動かすための目標」を考えることになった。

恒例の早朝マラソン

「WACKオーデ」の朝は早い。6時30分、候補生21名が一斉に走り出した。今回の合宿における早朝マラソンは例年と異なり、任意のエントリー制となっているが、この日は全員が参加を選択した。

雨上がりで朝もやが立ち込める中、候補生たちは湾沿いの平坦な道から一転、最後に待ちかまえる心臓破りの急坂に挑んだ。1位のRiNARiNAが安定したペースで駆け抜ける一方で、多くの候補生が坂の途中で走るのをやめ、消耗し切った表情を見せる場面も。しかし最終的には最下位のsayuまで全員が完走した。

3月23日早朝マラソン ランキング

1位 RiNARiNA
2位 リオンシティ
3位 ベイビーチャン
4位 チャン・PP・マイカ
5位 HiMAHiTO
6位 ウミムラユキ
7位 タテ・マエ
8位 SAURi
9位 nyu-ki
10位 HANANOANA
11位 レベチ・ンゲール
12位 土ノウサギ
13位 ゲンジツユア
14位 ヨブ・ヨブ・ヨブ
15位 mahoho
16位 RYUUSEiKO
17位 ココ・パーリー・ドコ
18位 カエロ・オウチ
19位 ムチルダー・シングル
20位 ウィンカー・シングル
21位 sayu

渡辺淳之介「自分に嘘をつくな」英語テスト結果に激昂

朝食後、候補生たちを待ち受けていたのは初日に行われた英語テストの結果発表だった。WACK代表・渡辺淳之介が設定した合格ラインは80点。合宿とは別軸で新規活動の準備を進めている現役のWACK選抜メンバー6名は、一発でクリアしている点数だという。

合宿での結果は、nyu-ki、タテ・マエ、リオンシティ、sayuの4名が94点を記録。一方で、最下位のカエロ・オウチは33点にとどまり、平均点は約60点と、世界を目指す集団の候補生としては厳しい結果に。答案を返却した渡辺は、「100点取るつもりでやらない限り、成功はない。自分に嘘をつき続けると、本当の自分がわからなくなるよ。誰かの心を動かしたいなら、今の自分を情けない、悔しいと思ってほしい」と力強く候補生に語りかけた。

何事も120%でやらないといけない

また“努力”について、渡辺は、「今の世の中は無理してがんばらなくていい。休んでいいという風潮だけど、君たちが憧れる人たちは、無理してがんばった人たちだよね。休んでいいわけないし、70点でいいわけがない。そんな事務所の社長だったら嫌でしょ? 『Zeppで1000人入ったからいいでしょ』なんて社長について行きたくないでしょ?」とコメント。さらに「俺は世界に行きたいから、イギリスに行って先に勉強してきて、自分を信じてもらえるように大学院を卒業して、ロンドンに会社を作りました。先(未来)を示していかないといけないんですよ、お互いに。一旦水に流すけど、これ以降、この調子だったら一発アウトだよ。何事も120%でやらないといけない」と自身の話を引き合いに出し、候補生にどんな努力が必要かを説いた。

なおスタッフからは、ロビーでの荷物の放置、机の上の消しゴムカスの放置といった生活態度の乱れについて指摘が入る場面も。「最初のファンはスタッフだよ。『メンバーががんばってるから俺らもがんばろう』と思わせなきゃ、曲も作ってもらえないし、箱(会場)も借りられない」と渡辺が話したそばから、候補生の意識の低さが露呈した。

英語テスト結果

94点 nyu-ki / タテ・マエ / リオンシティ / sayu
89点 ウィンカー・シングル
82点 チャン・PP・マイカ
79点 RYUUSEiKO
76点 ウミムラユキ
75点 HANANOANA / mahoho
74点 ヨブ・ヨブ・ヨブ
69点 ココ・パーリー・ドコ / ベイビーチャン
67点 ムチルダー・シングル
64点 RiNARiNA
54点 ゲンジツユア
49点 レベチ・ンゲール
43点 土ノウサギ
40点 SAURi
35点 HiMAHiTO
33点 カエロ・オウチ

1時間におよぶ沈黙と対話「君は僕に似ている気がする」

渡辺の候補生全体への叱咤に対し、「具体的な目標を出せる」とその場で挙手したのは、mahohoのみ。その後、行われた個別面談は、1時間におよぶ長丁場となった。mahohoは、家族のトラブルに直面しながらも「人を助けたいのに家族を見捨てられない」と葛藤した日々や、自分を好きになるために120%の努力を尽くす決意を涙ながらに語った。渡辺が納得できる内容ではなかったが、mahohoが話している間、渡辺は彼女の話を一切遮ることなく、また急かすこともなく、彼女の言葉をすべて受け止めた。「君は僕に似ている気がする」と伝えつつ、渡辺は自身の挫折や下積み時代の「やりたくないこと」に向き合った経験を話したが、mahohoはここで脱落となった。なおmahohoは「話を聞いてくれる人がいない」とも述べており、初日にはゲンジツユアもこれに近い発言をしていた。年齢非公開のオーディションながら、相談相手がいないことが、若い世代に共通する悩みであることが浮き彫りになった。

渡辺の面談は何時間続くのか……

mahoho、リオンシティとの面談を終えた渡辺は、「今の2人にほかの候補生の前で、面談でどんな話をしたかしゃべらせて、みんなが本当にチャンスがあると思って面談に臨むかを確認させてもいい?」とニコ生の視聴者に向かって話しかける。「ここに答えはないし、なんだか彼女たちの感情が入ってないんだよね」とここまでの面談を振り返りつつ、「mahohoは今、合格したら3カ月で辞めちゃうと思うよ。彼女が抱える暗闇を抜けて、清々しい顔でまた来てくれたら、バーンといくかもしれない。危うい子ではあるから、ちゃんとわかってから来ないと。それはタイミングとかもあるんだよ」と視聴者に漏らした。

mahohoとリオンシティがほかの候補生に、渡辺からどんなフィードバックを受けたかを共有。渡辺はその様子をニコ生でチェックしたうえで、「この2人の説明で合ってる。この話を受けてもまだいけると思ってる人なら面談に来てもいい。これがラストチャンス」と、目標設定面談のルールを追加した。そんな中、ベイビーチャンが面談に臨むも、目標設定の甘さが目立ち脱落の方向に進む。引き下がらないベイビーチャンに、渡辺は「ニコ生でアンケート取ろうよ」と進言。選択肢は、この面談の会話から、ベイビーチャンはこの1週間で「変われる」「変われない」の2択で、ニコ生ユーザーの71.7%が「変われない」を選択し、ベイビーチャンの脱落が決まった。ときにニコ生ユーザーを巻き込むなど、クレバーに物事を進める渡辺だったが、「もはや中年だからか、mahohoもベイビーチャンも見れば見るほどかわいく見えてきて、残せばいいんじゃないかと思う」と笑う。そんな中年の性(さが)を実感しながらも、「“鬼の渡辺”を取り戻さなければ」と厳しくジャッジすることを宣言した。それは候補生の未来のためでもあるという。

なお渡辺からのフィードバックを受けたあと、リオンシティは、「自分を信じられなくなった」との理由で辞退を申告。昼食時に渡辺から正式に辞退のため脱落になったことがアナウンスされた。「WACKオーデ」2日目、候補生がダンスレッスンに入るには、それぞれの立てた具体的な目標の内容を渡辺が承認する必要がある。

業を煮やし、渡辺が立ち上がった

面談を続けていく中、候補生の目標設定が「人の心を動かす」「世界に羽ばたく」といった抽象的なものばかりであることを受け、渡辺が立ち上がり、候補生たちがいる部屋に向かった。

現在、候補生たちの目的が「オーディションに落ちないこと」や「渡辺の合格点を取ること」に終始していると厳しく指摘した渡辺。アイドルを志すうえで掲げられがちな抽象的な言葉を目標に掲げることを禁止し、改めて具体的かつ真実味のある目標設定を求めた。渡辺は、候補生が合格をゴールと勘違いし、その先に何が必要かを理解していない現状が、英語テストの低得点や課題曲の準備不足という結果につながっていると説いた。

準備ができてこそプロ、WACKを踏み台にする覚悟

渡辺は、努力の本質についても言及した。お笑い芸人が一発ギャグを即座に披露できるのは、常に考え、準備をしているからだ。元BiSHのアイナ・ジ・エンドが、BiSH時代に多忙を極める日々の中でもDTMや楽器に打ち込み、自分の個性を模索し続けたエピソードを引き合いに出し、「単にレッスンを受けることが努力ではない」と強調。自らの「武器」を磨き続ける執念を求めた。

WACKという場所を、アイドルとしての成功、あるいはその先の人生のための踏み台と捉えるよう促した渡辺。3年先や5年先を見据えて自分を律する条件を課し、1人で抱え込まずに周囲の意見を柔軟に取り入れることの重要性も指摘する。また、将来の仲間となるかもしれない候補生同士で、互いの欠点を指摘し合い、弱さを補い合うグループとしての当事者意識を持つようにと、初日に伝えた教えを繰り返した。

さらに渡辺は暗い表情で「落ちること」ばかりを恐れる現状を打破するよう候補生に呼びかけ、「人を笑顔にするアイドルになりたいのなら、無理にでも笑え」と鼓舞。渡辺は「俺をワクワクさせてくれ」と語りかけ、他人の意見を参考にしつつも、自分自身の中にある「本当になりたい姿」を吐き出すようにと強く訴えた。

「WACK合同オーディション2026」参加者

ナ前ナ以(ASP / 現役)※3月22日脱落
ベイビーチャン ※3月23日脱落
sayu
SAURi
ウミムラユキ
土ノウサギ
RiNARiNA
ウィンカー・シングル
HANANOANA
ココ・パーリー・ドコ
RYUUSEiKO
レベチ・ンゲール
ヨブ・ヨブ・ヨブ
ゲンジツユア
ムチルダー・シングル
mahoho ※3月23日脱落
リオンシティ ※3月23日脱落
HiMAHiTO
カエロ・オウチ
nyu-ki
タテ・マエ
チャン・PP・マイカ

「【前半】全て見せます!WACKオーディション合宿2026完全密着6泊7日の死闘」の番組情報

ニコニコ生放送 2026年3月22日(日)13:00~
URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv350108688

「【後半】全て見せます!WACKオーディション合宿2026完全密着6泊7日の死闘」の番組情報

ニコニコ生放送 2026年3月25日(水)12:00~
URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv350108689

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