カジヒデキが本日10月21日にソロデビュー30周年を記念した新作EP「SMASHING TIME」を配信リリースした。
「SMASHING TIME」は、ギターポップ、90年代、英国+英語詞、リラックスをテーマに制作された作品。カジがかつて所属していたバンド・BRIDGEの初期と同様、全曲英語詞で制作された。1980年代末から1990年代初頭のシューゲイザーからの影響を取り入れた表題曲、90年代のインディーディスコやフリーソウルのテイストを交えた「Our Love Remains The Same ~ Old Blue Suspenders」、松江潤による12弦ギターのサウンドなどが特徴的な「Music Is Here」の全3曲が収録されている。
レコーディングには共同プロデューサーである堀江博久、松江、原“GEN”秀樹が参加。ミキシングエンジニアとして吉田仁(SALON MUSIC)と森達彦が携わった。YouTubeでは表題曲のリリックビデオが公開されている。
10月25日には東京・LIVE HAUSで「SMASHING TIME」のリリース記念ライブが開催される。当日は堀江、松江、原を迎えた編成でのライブが行われ、競演者としてジェニ・ジェニが出演する。
カジヒデキ コメント
ソロ30周年記念シングルのテーマは「ギターポップ」「90年代」「英国+英語詞」そして「リラックス」。
ソロデビュー30周年を記念して制作したシングルは、僕の音楽の原点であるギターポップの名曲を目指した珠玉の3曲になりました!今回は全曲英語詞にしました。やはりギターポップやネオ・アコースティックと呼ばれるジャンルの歌詞は英語だからこその良さがあります。そして僕がソロの前に活動していたバンド「BRIDGE」の初期が英語詞だった事もあり、カジヒデキ音楽史の出発点に立ち返って制作してみようと思いました。リラックスした気持ちで。
「ソロ30周年という節目にして、今一度足元を見つめ直そう」と思ったのがこのシングルです。
収録曲について
僕が愛してやまないギターポップやネオアコの故郷はイギリス(United Kingdom)です。
表題曲「Smashing Time」は80's末~90's初頭にイギリスで頭角を現したシューゲイザーと呼ばれるノイジーなギターが特徴なジャンルの影響を受けた楽曲です。「今の時代は最悪だけど、踊ることで最高な時間を作り出そう!」というポジティブなメッセージが歌詞に込められています。1990年前後のシューゲイザーやマンチェはリアルタイムでとても好きだったジャンルですが、当時はそういう曲を作らなかったので長い年月を経て今回初めてトライしてみました。
2曲目はネオアコ・ソウルやインディー・ディスコをイメージした曲で、90'sに流行ったFREE SOULのテイストも入れてみました。
実はこのシングルのレコーディングの出発点はFREE SOULの生みの親であるSUBURBIAの橋本徹さんから依頼されたネオアコ・コンピ用(今秋リリース予定)のAztec Cameraのカバー曲にあり、そこでギターを松江潤くんに依頼したのです。
そしてこの曲の歌詞は、90年代に通ってたカフェやレコード屋などお気に入りのショップはみんな無くなってしまったけど、偶然当時好きだったお店と出会うストーリーになっていますが、もちろんそのカフェは橋本さんが経営されている「カフェ・アプレミディ」をイメージしていて、橋本さんやサバービア、カフェ・アプレミディにリスペクトした歌になっています。ある意味「90年代讃歌」なのです!
そして3曲目はとにかくシンプルなギターポップの名曲を作ろうと思ったらサクッと出来た曲。この曲もリッケンバッカーの12弦ギターの響きやアルペジオのアンサンブルなど松江潤くんのギターワークが冴え渡った曲に仕上がりました。歌詞のテーマもシンプル。もう長い人生ずっとずっと音楽と共に過ごして来ましたし、たくさん助けて頂きました。その感謝の気持ちを込めて歌にしました。ソロとして30年やってこられたからこそ出来た楽曲だと思っています。
ミックス・エンジニアについて
この3曲のミックス・エンジニアの起用はとても重要です。
表題曲はブリッジの一番最初の作品「He, She & I」からずっとお世話になって来た吉田仁さんです。
この曲はフリッパーズ・ギターもそうですが、近年では羊文学やLuby Sparksなど英国のシューゲイザーの影響を受けているバンドのレコーディングやミックスを担当している仁さんに絶対お願いしたいと思いました。UKロックの歴史を知り尽くした仁さんだからこその完成度です!
後の2曲は90年代前半、僕がバイトをしていた渋谷の輸入盤レコードショップの向かいにあったムーンライダーズ・オフィスの一角でエンジニアの仕事をされていた森達彦さんが担当。ブリッジやクルーエル・レコードの頃の作品で何曲かやって頂いた事もありますし、近年の僕の作品でも時々ミックスをして頂いています。森さんは80's~90'sのネオアコやギターポップという音楽をリアルタイムで聴き、エンジニアとして表現されて来た方なので、今回のテーマには吉田仁さん同様、まさに適役の方だったんです。
ジャケットとタイトルについて
シングルのジャケットの写真は、今年(2026年)の7月にスウェーデン最南端の避暑地、ファルスタボのビーチで撮影しました。フォトグラファーは僕の大好きなスウェーデンのバンド、EGGSTONEのペールです。ソロ30周年の記念作品にペールにこういう形で参加して貰えたのがすごく縁を感じましたし、嬉しかったです。裏ジャケットの写真は僕が撮りました。ペールの自宅です。
タイトルの「Smashing Time」は1967年のイギリス映画「Smashing Time」にインスパイアされました。
「THE KNACK」や「蜜の味」などで知られるリタ・トゥシンハム主演のスウィンギング・ロンドン時代のドタバタ喜劇。
60'sや70'sのイギリス映画やシットコムを見ると、よく「SMASHING!」という言葉を耳にします。
「最高!」とか「素晴らしい!」という意味の俗語ですが、90's以降はほとんど聞かない感じがします。
そのレトロでいてブリティッシュな響きが好きで、このタイミングで使いたかったのです。
楽しんで頂けたら幸いです!
カジヒデキ
カジヒデキ「SMASHING TIME」収録曲
01. Smashing Time
02. Our Love Remains The Same ~ Old Blue Suspenders
03. Music Is Here
BLUE BOYS CLUB presents ソロデビュー30周年記念EP「SMASHING TIME」発売記念ライブ in TOKYO
2026年10月25日(日)東京都 LIVE HAUS
OPEN・START 12:30
<出演者>
LIVE:カジヒデキ(with 堀江博久、松江潤、原“GEN”秀樹) / ジェニ・ジェニ
DJ:BLUE BOYS CLUB(カジヒデキ、KINK)


