本日3月14日に東京・ホテルグランドアーク半蔵門にて「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」プロジェクトチームの決起集会が行われ、チームメンバーの杉良太郎、伍代夏子、城島茂、松本利夫、黒見明香(乃木坂46)、向井地美音(AKB48)、斉藤真木子(SKE48)、塩月希依音(NMB48)、福田朱里(STU48)、運上弘菜(HKT48)、吉原朝馬、町田啓太が出席した。
「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)は、被害が相次ぐオレオレ詐欺などの特殊詐欺に対し全国各所へ総力を挙げて呼びかけるため、2018年9月に発足されたもの。メンバーの高い発信力を用いながら、特殊詐欺に関する知識や被害防止策をわかりやすく伝え、全国47都道府県警察と連携して特殊詐欺被害を防止するための広報啓発活動を行っている。会見が始まると特別防犯支援官として全国各地で活動を繰り広げてきた面々が活動報告を行う。城島支援官は北海道・旭川市に仕事で訪れた際に記者会見を開いたことに触れ、「今後も各地域を訪れた際に、地元の警察と一緒に被害防止の呼びかけができれば」と、支援官としての活動への思いを口にした。またAKB48をはじめとした48グループの支援官たちは全国各地に劇場を構えていることもあり、地域に密着しながら支援官として活動していることを報告。さらに若者目線での特殊詐欺の予防方法などを共有した。質疑応答で「特殊詐欺の予防において重要なことは?」と問われた城島支援官は「ご家族の方が防犯機能付きの電話をプレゼントしたり、お互いに合言葉を決めたり、コミュニケーションが一番大事」と、スローガンにある“家族の絆”の大切を説いた。
最後に特別防犯対策監である杉は、インターネットを介して行われる特殊詐欺の犯罪傾向が変化していることに警鐘を鳴らし、「すでに時代は変わっている」と強調。“特殊詐欺との戦い”は警察のみならず、通信事業者、国民1人ひとりの協力が不可欠であると熱弁した。2018年から“SOS47”の一員として活動してきた杉対策監は、「全国の警察官の思いも乗せ、日々がんばって参ります」と宣言した。