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Authority&怨念JAPが語る、MCバトルの未来と世代交代について

左から怨念JAP、Authority、KEN THE 390。
3か月前2024年08月15日 10:04

ラッパーのKEN THE 390がホストとなり、MCバトルに縁の深いラッパーやアーティストと対談する本連載。EPISODE.9の前編では、バトルネイティブ世代のAuthorityと怨念JAPがMCバトルに触れたきっかけや、これまでの活動を振り返った。

後編では、コロナ禍の2021年2月にバトルイベントとして初のアリーナ興行に挑んだ怨念JAP、2022年に日本武道館で開催された「BATTLE SUMMIT」で優勝し、賞金1000万円を獲得したAuthorityが、それぞれ当時の思いを回想。さらに、今後のバトルシーンや世代交代について、KEN THE 390と語り合う。

取材・文 / 高木“JET”晋一郎 撮影 / 斎藤大嗣 ヘアメイク(KEN THE 390) / 佐藤和哉(amis)

「ULTIMATE MC BATTLE」(UMB)のDVDにアンサーする練習

──Authorityさんは前編でのお話にあった「ULTIMATE MC BATTLE」(UMB)や「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」(「高ラ」)などを経て、さまざまなバトルに出るようになります。

Authority 最初は「地元以外のバトルに出られて楽しい」みたいな、ちょっとした旅行感覚でしたね。YouTubeでもバトルが流れるようになったんで、地元を離れても、地元の仲間がめちゃくちゃ応援してくれるし、いい成績を取れば喜んでくれて。でも反面、負けて帰るとすげえ惨めな気持ちになりましたね。

KEN THE 390 回を重ねることでバトルの手応えは変わった?

Authority 手応えというよりは、「今回はここがダメだった」「次はこうすればいいかな」といった、課題を見つける感じでしたね。バトルや対戦相手に対しても、感情移入するというより、「こういうスタイルでいこう」と冷静に考えられるようになって。

怨念JAP バトルに向けて準備ってする?

Authority マインドセットはやってました。そのときにブチ上がる、バイブスの上がる曲を聴いて、「よし! やってやるぞ!」と気合いを入れたり。相手が名のあるラッパーとか、キャリアのある人の場合は、「こう来るかな」「こういうスタイルだな」というのは一応頭に入れてはいました。でも、そこで具体的に「何を言うか」を考えると、それが滑ったときに取り返しがつかないから、それよりも「どうやったら相手より会場を沸かすか」というイメージを高めてましたね。

KEN 勝ったときの情景を想像しておくというか。

Authority そうですね。“思い込みの力”を高めてたと思います。

──サイファー以外に練習はしていましたか?

Authority 例えばUMBのDVDを流しながら、そこでのラップに対してアンサーする方法はかなり考えてましたね。

──再生して、ラップを聴いて、停止して、ラップで返して、また再生する、という流れですか?

Authority まさにそうです。やっぱり地元だけで戦っていると相手は限られてくるし、言うことも似通っちゃうんで、それを解消するためにも、その方法は青森に住んでるときからやってました。

怨念JAP 一流の試合にアンサーし続けるわけだから、それはかなり効果的な練習かも。

KEN 実践的な練習だね。強豪相手にスパーリングし放題だもん(笑)。

Authority 単純に楽しかったですよ。「このアンサーだったら俺が完全に勝ってたな~」って(笑)。でも、最近はそういう動画があるんですよね?

──「誰々対策動画」みたいなのがありますね。

Authority それこそ「BATTLE SUMMIT」に出る前に、「ヤベえ、練習のためにどっかサイファーに行こう」と思って、とあるサイファーに参加したら初対面のラッパーから「YouTubeで何度も対戦してます」って言われて(笑)。

怨念JAP その感覚、新しすぎるね(笑)。

Authority 「俺の傾向と対策が練られてるし、なんなら俺はすでにいろんなやつと対戦させられてたんだ」と(笑)。それは置いといて、音源制作をまだやってなかった時期は、意識をMCバトルに振り切って、とにかくバトルに強くなろうとしてましたね。

これは絶対すごいことになる

──UMB青森予選で2016年から2019年まで4連覇されましたが、その後半はもう東京に本拠地を移していましたか?

Authority そうですね。だからその関係でいろんなことも言われましたよ。1回戦で「地元で見ねえ」って言われて、2回戦で「地元でライブしねえ」とか。こっちとしては「またそれか。当たり前じゃねえか。俺は東京に住んでるし、東京でライブやってるから、それを観に来い!」という感じでしたけど、地元の現場にいないしライブもしない、UMBだけ地元のバトルに参加して、しかも強かったら嫌われるし、一部の人間からしたらヒール的な感じですよね。

──特に“地方”がテーマとして大きくなるUMB予選ではそうなりますね。

Authority 自分としては地元を背負ってるとは思いつつ、そういう地元との関係性で、バトルの内容は口喧嘩になることが多かったし、関係性が濃くなると余計にそうなりがちで。でも東京だとまったく知らない人がいて、いろんなバトルスタイルがあったので楽しかったんですよね。あと、DVDで戦ってた人と実際にステージに一緒に立てるのもいい経験になって。

──練習ではボコボコにしてたのに……。

Authority 「実際に戦うとやっぱ違うわ!」みたいな(笑)。そこで地肩の強さも感じるっすよね。やっぱり現場叩き上げの人の対応力や場のつかみ方、空気の持っていき方は、本当に勉強になることが多かった。

──怨念さんにはAuthorityさんのバトルはどう見えていました?

怨念JAP すごいやつが出てきたと思いましたね。特に準決勝まで進んだ2018年のUMB本戦は一気にギアが変わった感じがした。

Authority ダイエットしたんですよ。

怨念JAP そこだ(笑)。

Authority それで違う人に見えたんじゃないかな?(笑)

怨念JAP 言葉にするのは難しいんですけど、アーティストとして一気に殻が破れるとき、人気に火が点くようなバトルを見せるタイミングって、“放つもの”があると思うんです。華が咲くというか、「こいつは来る」というオーラのようなものが生まれるし、オウソの場合は2018年にそれが一気に放出された感じがあって。だからMU-TONとの決勝まで登り詰めたのは必然だったはずだし、「これは絶対すごいことになる」と感じてましたね。

バトルに特化してた時期、誰にも負ける気がしなかった

──Authorityさんは、別のインタビューで「2018年のUMBで勝てなかったら、ラップをやめようと思っていた」とお話しされていました。

Authority 腐ってましたね、シンプルに。2016年は1回戦、2017年は2回戦負けで、地元ではめっちゃ威張ってるのに、外に出たらこんなもんかと。地元ではちょっとは名前が通ってるはずなのに……という反動がさすがにきつくなってきて、「ここで勝てなきゃ、もうやめようかな」と思ってたんですよね。

KEN それが結果、2019年にUMBの本戦でも優勝して。実際、2018年から2019年にかけては無双状態だったよね。

Authority 2019年は特にそうだったと自分でも思いますね。

KEN 韻も固いし、ディベートも強い、しかも超機転の効く返しを即興でぶつける、オールラウンダーというイメージだった。

Authority とにかくバトルに特化してた時期ですね。バトルに集中して、ほかのことは一旦置いといて、勝てるときに思いっ切り勝ちまくっておこうと。考えるのはそれだけ。完全に誰にも負ける気がしなかったし、同時に「ほかのことに意識がちょっとでも向いたら、このモードは崩れる」とも感じたから、余計にバトルに集中してて。

KEN 明らかにノリまくってるやつと当たると「これはヤバいかもな」って、空気に気圧されるし、逆にノッてるほうは「これはいける」と自分を信じられるよね。

──オーガナイザーとしてはAuthorityさんの快進撃をどう見ていましたか?

怨念JAP バトルに出なくならないでほしいという一念ですね(笑)。“名前を売る”ということに関しても、もう2019年で広げ切ったから、そのモチベーションでは難しいだろうなって。

KEN 確かに。

怨念JAP ラッパーにとって、MCバトルの最大の利用方法は名前を売ることだと思うんですよ。バトルに勝つことで、多くの人に、より早く認知してもらえるけど、達成するとその目的は消滅してしまう。それに、名前が大きくなると、バトルでの行動や発言がキャリアにとってデメリットになる可能性も高くなるんですよね。

──特に、今のようにアーカイブとして残る、観客が動画をアップできる環境にあると、デジタルタトゥーとして残りやすくなってしまいますね。

怨念JAP 露出の範囲をコントロールできなくなる。そういう問題や、ギャラなんかも含めて、ラッパーにとってバトルに出るメリットとデメリットのバランスは時期ごとに変わるんですよね。だからオファーするにしても、年に4回出てもらってたのを年1とか、大規模な大会にだけ出てもらうとか、そういう調整も考えたり。もちろん、本心としてはオウソには毎回出てほしいと思ってますけど(笑)。

KEN やっぱりスタープレイヤーには出てもらいたいもんね。

怨念JAP でも相手の考えが第一なので、それを尊重しようと。

出演者の不安や不満をどう解消するかが、オーガナイザーの役目

──2019年ぐらいから「凱旋MC battle」の認知度も高まり、規模も大きくなっていきました。

怨念JAP マインドとしてはイケイケでしたね。何をもって“一番のイベント”かを定義するのは難しいですけど、“一番動員数のあるイベント”という数値的な目標を立てて、その達成を目指してました。それにはほかがやっていないことが必要だと思ったし、何をやれば観客が喜ぶかは常に考えていて。

KEN YouTubeで配信するのも早かったし、その映像や音のクオリティが高かったのも動員に影響したよね。

怨念JAP イベントが大きくなると、売り上げも上がって、そこで余剰資金が生まれたんですよね。だから次にイベントにかけられる予算が増えて、いろんな部分のクオリティを上げられるようになった。そこで賞金やギャラはもちろん、照明や映像、音響にもお金を注ぐことで、ステージのレベルを向上させることができた。現場環境としてもそうだし、映像としても見栄えのクオリティが上がるのは、観客や視聴者もそうだけど、出場者にとってもプラスだと思うんですよ。殺風景なステージで、何言ってるかも聞き取れないような音質のラップを、ピントのボケた映像で流されるよりも、照明はバチバチで、演出も凝った映像が流れることがわかったほうが、やってるほうもテンションが上がりますから。

KEN ヒーロー感、ヒロイン感がでるよね。

Authority 「凱旋」はやりすぎなぐらいその部分にこだわってますよね。「え、カッコいいな、俺!」と映像観ても思う(笑)。

怨念JAP MCバトルを間近で見てると、“ラッパーがバトルに出なくなる理由”がわかるようになるし、オーガナイザー側としても気持ちがわかることも多い。そして、出ない理由のすべてを消すことはできないけど、運営側の努力で消せる部分は、こちらで解消できるわけですよ。「ステージ演出がダサくて嫌だ」「じゃあカッコよく演出します」、「ライブにメリハリがほしい」「それができるライブアクトをブッキングします」とか、出演者の不安や不満をどう解消するかが、オーガナイザーの役目だと思いますね。

──ライブパートでいえば、BAD HOPやAK-69、Awichのように、バトルとは接点がないライブアクトも招聘されていますね。

KEN 「凱旋」は、「観客はバトルを観に来てるから、ライブが盛り上がりにくい」という定説を壊したと思う。時代の流れもあるんだろうけど、ちゃんとライブへ意識的にアプローチすることで、イベントとしてのブランドを確立させたと思うな。

コロナ禍で初アリーナ興行を行った怨念JAP、バトルで1000万円を手にしたAuthority

──一方、2020年はコロナ禍でイベント開催が難しくなり、Authorityさんも制作に集中されます。

Authority バトルと制作は頭のモードが違うし、制作モードに入ったんで、バトルはかなり絞って。

怨念JAP 完全に切り替える人と、並行したほうが調子がいい人がいるけど、オウソは前者だったんだ。

Authority バトルをずっとやってると、8文字ぐらいの韻や、相手を倒すワードがポンポン湧いてくるような脳の構造になるんですけど、自分の場合はリリースしたい内容とバトルとの親和性があんまりないんで、バトルモードは作品制作において邪魔になるんですよね。だから意識的にそれをシャットアウトする必要があって。SEEDAさんを作品に呼ぶという目標もあったから、そこに全力を向けてましたね。

──「凱旋」は2021年2月23日にぴあアリーナMMにて、バトルイベントとしては初のアリーナ興行を行います。

怨念JAP めちゃくちゃ不安でしたよ。コロナ禍に突入して、緊急事態宣言や感染拡大で何度も延期になって。アリーナはZeppとか豊洲PITのようなライブ箱ではないから、スピーカーから舞台まで、イチから設営するんで、経費のかかり方が何段階も違うんですよね。でも「ここでウン千万円借金することになっても、後悔はないかな」と、開催に踏み切ったんです。

KEN 実際「アリーナでMCバトル」というのは、チャンスでもあるからね。

怨念JAP そうなんですよ。目標だったバトル史上最大動員が達成できるし、この機会を逃して、次があるという保証はないよな、と。

KEN 実際、あの規模でMCバトルをやるなんて、日本以外ではないだろうし。

怨念JAP だから韓国のオーガナイザーが話を聞きに来ましたね。韓国でもラップバトルは開催されているみたいなんですけど、僕が聞いた限り、大きくても200人規模くらいみたいで、「韓国のバトルも大きくしたい」と。

──そして2022年に行われたMCバトル6団体合同の「BATTLE SUMMIT」にて、Authorityさんは優勝を果たします。

怨念JAP あまりバトルに出てなかったオウソに「SUMMITに出ない?」って声をかけたのは俺だったんですよ。

Authority 個人的にとにかく生活がヤバかった(笑)。ライブはコロナ禍でできないし、「バトルは絞る」とは言ったけどその出演料はなくなるし、アルバムの売り上げだけではけっこうカツカツで。だからって「またバトルに出ます」というのも、ちょっとみっともないかなと思って、最初はシブってたんですよ。でも「賞金1000万」という話を聞いて「あの話、まだ生きてます?」みたいな(笑)。

KEN 生活がかかってたんだ。

Authority もう勝つしかなかった。「これで勝てば少なくとも1年はバイトしないですむよな」と。

怨念JAP 試合前日とか、自信満々だったよね。電話したら「明日は行ける気がします!」って言ってた。

Authority 「負けそうです」とは言わないでしょ(笑)。でも、試合の1カ月前ぐらいからマインドセットはしてたし、「1000万はどう使うか」ぐらいのシミュレーションをしてましたね。思い込みの力は絶対あるんで。

KEN 宝くじとは違って、バトルは自分の力量で勝ちに行くことができるからね。あの直前に「激闘!ラップ甲子園」に一緒に審査員として出たけど、そのときに高校生と一緒にサイファーしてたじゃない? しかも自分が先導して。

Authority それは「SUMMIT」直前だったからかも。高校生のバイブスを受け取ろうと思って。

KEN あの光景はめちゃくちゃ美しかったし、その直後に優勝したから、あの高校生たちもうれしかっただろうね。ホントにヒーロー感があった。

新世代を始めるぞ

──Authorityさんは「BATTLE SUMMIT」優勝のウィニングラップで、「新世代を始めるぞ」とおっしゃいましたが、お二人は世代交代についてどう考えられていますか?

Authority 僕がまだ新世代枠にいるとしたら、世代交代はほかのシーンよりも遅いと思いますね。もっと10代や20代前半とかにスポットが当たるべきだと思う。

KEN 音楽カルチャーとしてのヒップホップシーンはすごい勢いで若返ってるし、若いアーティストが注目されてる。でも、MCバトルは全体的に年齢層が上がっている気もするんだけど、それはなぜなんだろう。

Authority あくまで僕の見解ですけど、“楽曲を聴いてる人”と“バトルに興味がある人”が、また離れてきた感じもありますね。あとMCバトルのお客さんは“MCバトル的な会場の盛り上がり”を求めてる気がします。俺らの世代から上は、お祭り好きというか、もっと単純に楽しんで、自分の好き嫌いで声を上げるほうを決めるし、そこで幅が生まれてたと思う。でも今は観客全体が“バトルの空気感”を求めてるし、その空気の中で求められるラッパーは固まりがちだし、空気の入れ替えがうまくいかないのかなって。

KEN なるほどね。

Authority 本当にそうかはわからないですけど、体感としてはそう感じるし、フレッシュな風が起きにくい状況な気はしますね。

怨念JAP コロナ禍も大きかったと思います。小さいクラブでバトルイベントが開かれなかったから、新しい子がフリーエントリーすること自体が難しかったし、もしイベントを開けたとしても、大規模なマッチングはコロナ禍の業界ルール的に難しかったんです。だから、あの3年間でバトルの新陳代謝はかなり滞った。

KEN 就職氷河期じゃないけど、社会の流れとして不遇の世代や、停滞の時期が生まれてしまったんだ。

怨念JAP その空気がやっと動き始めたのが今だと思う。裏方としてはニュースターを探す、それが生み出せるためのバックアップを考える時期にきてると思いますね。正直、時間はかかるだろうけど、やるしかない。

Authority シーンは安定しているけど、若い子がそこにキラキラしたものを感じにくくなってるとしたら、それはビートの問題も大きいのかなって。若いラッパーは、ブーンバップには乗りたくないと思ってる気がするし、その意味ではメインストリームとMCバトルで好まれるビート感がかなり離れてるだろうから、その距離感のアップデートは考えないといけない気がします。全部の大会がトラップをやれとは思わないし、「凱旋」はメインストリーム、UMBはオーセンティックが似合うみたいな、大会ごとのカラーがある。だから、それがハッキリすれば、ラッパーも自分が得意なラップスキルを発揮できて、作品性ともつながると思うんですよね。

怨念JAP それも含めて10代、20代の発掘……という表現が正しいかはわからないけど、若い世代が出やすい、見られやすい機会を作らないとなって。だから、クラブレベルのイベントをもっと開いて、その中で光る子がいたら、一歩でも早く先に進めるような環境を作りたいと思いますね。

Authority その意味でも、裏方さんの力は本当に大事ですよ。怨念くんがバイトして「凱旋」を大きくしたように、このシーンが大きくなるには裏方のがんばりが絶対に必要。観客の前に立つと、自分の力でのし上がったと勘違いしやすいし、8小節3本でその日のスターになれるという魔力が、MCバトルにはあるんですよ。だから謙虚な気持ちを忘れがちだけど、ちゃんとその感謝を感じていないといけないなって……いつもありがとうございます。

怨念JAP なに急に(笑)。こちらこそありがとうございます。

Authority(オウソリティー)

青森県黒石市出身のラッパー。「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」を見てラップを始める。2016年から4年連続「ULTIMATE MC BATTLE(UMB)」青森予選で優勝し、本戦に出場。2018年にはUMB本戦で準優勝、2019年には優勝を果たした。2022年、優勝賞金1000万円をかけた「BATTLE SUMMIT」で優勝。近年は楽曲制作に力を入れており、これまでに4作のEPをリリースしている。11月16日に福岡・Zepp Fukuokaで行われる「凱旋MC battle 九州冬ノ陣2024」に出場。12月8日に大阪・SUNHALL、2025年1月22日に東京・WWWでワンマンライブを実施する。

Authority (@5_autho_5) | Instagram

怨念JAP(オンネンジャップ)

「凱旋 MC battle」のオーガナイザー。ラッパーとしての活動を経て、21歳で「凱旋 MC battle」を立ち上げ、企画、出場者のブッキング、司会も自ら務めている。近年では「凱旋MC Battle Special アリーナの陣」「凱旋MC Battle -さいたまスーパーアリーナ-」などアリーナクラスの会場で同大会を開催。8月25日に大阪・CLUB JOULEにて「凱旋MC battle 夏ノ陣U-27」、11月16日に福岡・Zepp Fukuokaで「凱旋MC battle 九州冬ノ陣2024」を実施する。

凱旋MCbattle (@gaisenmcbattle) | X

KEN THE 390(ケンザサンキューマル)

ラッパー、音楽レーベル・DREAM BOY主宰。フリースタイルバトルで実績を重ねたのち、2006年、アルバム「プロローグ」にてデビュー。全国でのライブツアーから、タイ、ベトナム、ペルーなど、海外でのライブも精力的に行う。MCバトル番組「フリースタイルダンジョン」に審査員として出演。その的確な審査コメントが話題を呼んだ。近年は、テレビ番組やCMなどのへ出演、さまざまなアーティストへの楽曲提供、舞台の音楽監督、映像作品でのラップ監修、ボーイズグループのプロデュースなど、活動の幅を広げている。10月19日にはヒップホップフェス「CITY GARDEN 2024」を東京・豊洲PITで開催。

KEN THE 390 Official

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