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「さんピンCAMP」がヒップホップシーンに与えた影響
伝説のヒップホップイベント「さんピンCAMP」の全貌に迫るべく、当時の関係者や出演アーティスへのインタビューなど、さまざまなコンテンツをお送りする連載企画「『さんピンCAMP』とその時代」。全3回にわたる初回は、元cutting edgeの本根誠氏、執筆家 / DJの荏開津広氏、アートディレクターの光嶋崇氏という、「さんピンCAMP」の立ち上げに深く携わった3人の鼎談をお届けしてきた。後編にあたる本稿では、「さんピンCAMP」開催以降に“さんピン勢”という概念や“東京vs地方”という構図が生まれたワケ、ヘッズなら一度は耳にしたことがあるであろうECDの「J-RAPは死んだ、俺が殺した」という言葉に込められた思い、「さんピンCAMP」がのちのヒップホップシーンに与えた計り知れない影響について掘り下げる。
14日前
「さんピンCAMP」とその時代|土砂降りの野音で何が起きていたのか?
伝説のヒップホップイベント「さんピンCAMP」の全貌に迫るべく、当時の関係者や出演アーティスへのインタビューなど、さまざまなコンテンツをお送りする連載企画「『さんピンCAMP』とその時代」。第1回の前編ではエイベックスの担当ディレクターとしてECDをサポートし、プロジェクトの実現に尽力した本根誠氏、スーパーバイザーとして出演者の人選やイベントの構成に携わった荏開津広氏、映像監督として当日の模様を記録した光嶋崇氏に、プロジェクト立ち上げの経緯や、ECDという1人のラッパーが「さんピンCAMP」を通して表現したかったことは何かを語ってもらった。中編となる今回は、今も語り継がれるそうそうたる出演アーティストのラインナップはどのように決まったのか、当時3000人弱のヘッズだけが目撃した伝説のステージの舞台裏などについて振り返ってもらった。土砂降りの野音で何が起きていたのか?
21日前
日本初の大型ヒップホップイベントはいかにして生まれたのか?
今からさかのぼること29年。1996年7月7日、東京・日比谷野外大音楽堂にて日本初の大型ヒップホップイベント「さんピンCAMP」が開催された。旗振り役であるECDを筆頭に、BUDDHA BRAND、SHAKKAZOMBIE、YOU THE ROCK★、LAMP EYE、キングギドラ、RHYMESTERといったそうそうたる顔ぶれが一堂に会したこのイベントは、日本のヒップホップカルチャーはもちろん、日本のポップカルチャーを語るうえで欠かすことのできない重要なトピックと言えるだろう。開催30周年である2026年7月7日に向けて、音楽ナタリーでは「『さんピンCAMP』とその時代」と題した連載企画を実施。関係者や出演アーティストへのインタビューなど、さまざまなコンテンツを通じて、伝説として語り継がれる「さんピンCAMP」の全貌に迫る。初回となる今回は、エイベックスの担当ディレクターとしてECDをサポートし、プロジェクトの実現に尽力した本根誠氏、スーパーバイザーとして出演者の人選やイベントの構成に携わった荏開津広氏、映像監督として当日の模様を記録した光嶋崇氏にお集まりいただき、「さんピンCAMP」の制作背景を当時のヒップホップシーンの状況などを交え、じっくりと振り返ってもらった。
28日前
イルリメが16年ぶりのフルアルバム発表、収録曲「Deep Sea」「Dear Friends」の先行配信スタート
イルリメが2月12日にニューアルバム「Deep Sea」を配信リリースする。
10か月前
soakubeatsアルバム「ひとり分の力」にtofubeatsやMoment Joonら参加、タイトルはECDの言葉から
soakubeatsが3rdアルバム「ひとり分の力」を12月25日に500枚限定でCDリリースすることを発表。本日12月2日にA-THUGをフィーチャーした収録曲「The Bridge」を配信リリースした。
11か月前
今年の「CITY POP on VINYL」はリンダ・キャリエール、ジンジャー・ルートらの作品が対象
シティポップに特化したアナログレコードのイベント「CITY POP on VINYL 2024」が8月3日に開催される。
1年以上前
濱田マリ、ソニー時代の楽曲サブスク解禁 奥田民生提供曲や菊地成孔参加曲も
モダンチョキチョキズのボーカルとして活動していた濱田マリが、Ki/oon Sony Records在籍時代にリリースしたシングル3作品とアルバム1作品が各ストリーミングサービスで配信された。
1年以上前
ラッパー田我流が41歳で叶えた夢、25年間の挑戦の果てにたどり着いた野音ワンマン
田我流のワンマンライブ「OLD ROOKIE」が11月11日に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)で開催された。
2年近く前
アーティストの音楽履歴書 第44回 OMSBのルーツをたどる
アーティストの音楽遍歴を紐解くことで、音楽を探求することの面白さや、アーティストの新たな魅力を浮き彫りにするこの企画。今回はSIMI LABのMC / トラックメイカーで、ソロ活動やさまざまなアーティストの作品への客演でも存在感を示すOMSBのルーツに迫る。
2年以上前
ヒップホップの聖地・日比谷野音で多彩なアーティストがマイクつないだ「FUYU NO YAON」
2月18日に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でヒップホップイベント「FUYU NO YAON」が開催された。
2年以上前
日本語ラップとは何か?名盤100枚をレビューした入門書発売
ライター・批評家の韻踏み夫による日本語ラップの入門書「日本語ラップ名盤100」が9月20日にイースト・プレスより刊行される。
約3年前

ECDの名盤「失点 in the park」をTシャツで
CDのアルバム「失点 in the park」ののジャケットデザインを用いたTシャツが、P-VINEから販売される。
3年以上前
Moment Joon、鎮座、あっこゴリラ、HUNGER、ACE COOL、ジメサギが怒涛のマイクリレー
Moment Joonの楽曲「BAKA」のリミックスバージョン「BAKA feat. あっこゴリラ & 鎮座DOPENESS & HUNGER(GAGLE)& ACE COOL & Jinmenusagi」が本日6月10日に配信リリースされ、YouTubeでミュージックビデオが公開された。
3年以上前
ECD「失点 in the park」アナログ化、あえて2枚組 / 33回転で制作
ECDのアルバム「失点 in the park」のアナログ盤が4月20日に発売される。
3年以上前
オオスミくんは終生MODSだった
SHAKKAZOMBIEのBIG-Oことオオスミタケシが急逝してから本日で1年が経った。1993年にHIDE-BOWIE、TSUTCHIEとともにヒップホップグループSHAKKAZOMBIEを結成し、1996年にメジャーデビューを果たしたオオスミ。そんな彼のアーティスト活動を間近でサポートしていたのが、SHAKKAZOMBIEの元ディレクターである本根誠氏だ。エイベックス内のレーベルCutting Edgeのディレクターとして、ECD、YOU THE ROCK★、K DUB SHINE、BUDDHA BRAND、キミドリ、SHAKKAZOMBIEといったそうそうたるヒップホップアーティストの作品を世に送り出してきた氏は、90年代の日本語ラップシーンを盛り上げた重要なキーパーソンとしても知られている。本稿では、そんな本根氏にSHAKKAZOMBIE担当時代を中心にオオスミとのエピソードをつづってもらった。
3年以上前

ECDが生前に撮影していたMVが7年越しに完成
2018年1月24日に亡くなったECDの楽曲「ECDのジャスト ア フレンド」のミュージックビデオが本日2月8日にYouTubeで公開された。
4年以上前

「今を生きる音楽」を作っていたECD ~没後3年の命日に寄せて(寄稿:Moment Joon)
3年前の2018年1月24日、がんの闘病中だったECDが57歳で亡くなった。1987年にラッパーとしての活動を開始し、1996年に伝説的なヒップホップイベント「さんピンCAMP」を主催した彼は、文筆家、社会運動家としても活動し、ヒップホップシーンの枠を超えて強烈な存在感を放った。そんなECDへのリスペクトを表明する1人のラッパーが今、大きな注目を浴びている。韓国出身、大阪在住の“移民者”としてラップするMoment Joonだ。2020年3月リリースのアルバム「Passport&Garcon」で日本の音楽シーンに衝撃を与えた彼は、アルバム収録曲「TENO HIRA」で自分を変えた存在であるECDへの思いを言葉にしつつ、「BAKA」という曲ではECDの声をサンプリングしている。この記事では、没後3年の命日にあわせて、Moment JoonにECDへの追悼文をつづってもらった。
4年以上前
渋谷系を掘り下げる Vol.12 岡崎京子と渋谷系のシンクロニシティ
「何を元ネタにするかということを重要視していたところがあります。フリッパーズしかり小西康陽さんしかり、いかにみんなが知らない元ネタを見つけてくるか、それをあえて提示するのが渋谷系的な感覚だったと思うんです」。本連載の第4回に登場したカジヒデキが語るように、渋谷系華やかなりし90年代初~中旬は、ポップカルチャーにとって“引用と編集”の時代でもあった。音楽や映画、文学などさまざまなカルチャーの一節をいかに引用 / 編集し、自らの表現へと昇華するか──多くのアーティストが試行錯誤を繰り広げ、その結果、小沢健二とスチャダラパーの「今夜はブギー・バック」やピチカート・ファイヴの「東京は夜の七時」など普遍的な魅力を持つ数々の名曲が生み出された。本稿で取り上げるマンガ家・岡崎京子も、そうした“渋谷系的”とも言える姿勢で表現と向き合ったアーティストの1人だ。1996年に交通事故で重傷を負って以来、休筆状態にある岡崎であるが、彼女の作品もまた時代を越えて多くの読者を魅了し続けている(2020年秋には名作「ジオラマボーイ・パノラマガール」が映画化され公開)。“引用と編集”を駆使しつつも、彼らは “借り物”ではないオリジナルな表現をいかにして手に入れることができたのか。90年代初頭に岡崎と親交を結び、また多くの渋谷系アーティストと交友関係を持つラッパーのA.K.I.に、“引用と編集”の先に彼らが見ていたものについて、90年代当時のエピソードを交えてつづってもらった。
約5年前
加山雄三「新しい世界はきっといい世界になるよ」豪華ゲストとの逗子マリーナ無観客ライブ大成功
本日7月5日に加山雄三を中心とした無観客ライブ「STREAMING LIVE『加山雄三の新世界』~海だ!ライブだ!トークだ!大ロケーション逗子マリーナより生配信~」がStreaming+で生配信された。
5年以上前